おもに戦闘機の縮尺模型、番外編でカーモデルも

【製作日記13】ハセガワ1/48 F-4EJ改を更に改してEJに戻す計画 ~スタビレーターの補修後表現と、リベット打ち~

 
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こんばんわ抱幕裸です。
ハセガワ1/48 F-4EJ改を更に改してEJに戻す計画。

今回はスタビレーターの無塗装部分の補修後表現と、全体的なリベット打ちを途中まで行いました。

スタビレーターの無塗装部分の補修後表現

お手持ちの資料、またはファントムの画像検索でご覧いただいた方が早いと思いますが、尾翼スタビレーターのリベットラインは、まるで魚の骨のような感じで補修後が目立ちます。

これもファントムの模型を作るにあたって大きなハイライトですので、ぜひ頑張りたいところでした。

こちらは2019年に完成させたファイナルイヤーファントムの無塗装分ですが、ううーん・・あんまり上手とは思えませんね。

ちょっとくっきりし過ぎていて、いかにもマスキングテープを使って塗りましたという感じがスゴい。

そのディレンマをどう解消すべきか抱幕裸なりに考えましたが、結論はフリーハンドでやるしかない、これです。

エナメルのスモーク色を、リベットラインが存在するであろう各箇所に、スジ状に塗る・・(というか置いていく感じ)でやってみました。

真ん中を縦に通っているスジ、ここだけはマスキングテープを使ってます。

マスキングテープを貼った上からタミヤのウェザリングマスター(スス)を擦り付け、そしてテープを剥がしたら写真のようになるという寸法。

フリーハンドとマステを併用することで、不規則性と規則性の調和をはかることを試みたというわけ。

もっと頑張りようもあったかと思いますが、今回はこれで良しとしています。

ファントムは逃げませんから、ゆっくり追求すればよいのです。

主翼のリベット打ち

抱幕裸敵に一番苦手な作業かも知れないリベット打ち。

今回はやらないつもりにしていましたが、いざ本体の塗装に入らんとする段階で「やっぱりあったほうがかっこいいよね」と思い直し、やることにしました。

とは言えこれも図面どおりを再現しようと思えば、位置を合わせるために色々定規で測ったりしなければいけないでしょうし、そもそもスジボリからF-4EJ正規の様子を再現せねばならなくなります。

スジ彫り自体がそもそもハセガワ的なデフォルメで表現されているものですから・・・追加リベットがデフォルメじゃいけない理由など何もないでしょうということで、適当と言う名のデフォルメでやらせていただいております。

「だいたいこんな感じでリベットが入ってるよね」

それで良いと思いますし、気持ちがグッと楽になりませんか。

使用ツール

使用しているツールはこんな感じ。

上から順位に羅列します。

ボークスのリベットマスター(持つところはダイソーのデザインナイフ用)

メーカーとか忘れましたがニードル状の何か(スジボリでも使います)。

赤の色鉛筆。

ハイキューパーツのスジボリ用ガイドテープ。

これだけ。

インテークサイドのリベット打ち

抱幕裸のやり方ですが、ガイドテープを、目測したリベットラインに貼り赤鉛筆で線を引きます。

その赤いラインを指標に、ルーラー式であるリベットマスターをルーラーさせるというわけ。

ルーラーと言ってもスーッと進めるのではなくて、リベットをひとつ打つ毎に止め、ひとつ打つ毎に止め・・という進め方をしてます。

失敗しても埋めればリカバリーはできますが、やっぱり手間が増えますので失敗したくないところです。

いくらルーラーとは言え、抱幕裸は慎重に確認しながら進めるようにしてます。

部分的にですが、こんな感じです。

ちょっと穴ポコが大きすぎるようですが、ひとつひとつの穴はニードルで拡張してます。

抱幕裸の場合、リベットとは言え全部が全部を打つわけではありません。

そんなの第一大変ですし、うるさくなってしまう恐れがありますので、個人的に「ここのリベットはあるとかっこいい」という箇所を選んだり、全体的なバランスも考慮して入れるようにしています。

とか格好つけて言ってみましたが、おおむねパネルラインに沿って、適当にでも良いので打っていけばそれなりに見えてくるのではないでしょうか。

では今夜の作業はここまで。

おやすみなさい。

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