おもに戦闘機の縮尺模型、番外編でカーモデルも

【製作日記6】ハセガワ1/48 F-4EJ改を更に改してEJに戻す計画 ~光学照準器をでっちあげる~

2021/11/19
 
この記事を書いている人 - WRITER -

こんばんわ抱幕裸です。
ハセガワ1/48 F-4EJ改を更に改してEJに戻す計画。
今夜は光学照準器・・・いわゆるHUDに似たものですが、これをでっちあげてみました。

光学照準器

と言いますのも、実はEJとEJ改では、パイロットの目線の先にある機械が似て非なるものなのですよ。

改に付いているのはいわゆるヘッドアップディスプレイですが、EJのは・・言えばただの照準器。

同じガラス板であることは変わらないのですが、じゃっかん形状が違うみたいですのでちょっとこだわってみました。

元キットは「改」ですので、そもそもグレアシールドにはHUDのための穴ぽこが開いておりましたが、パテで埋めて均しました。

そんでもって光学照準器のためのステーを取り付けなければならないのですが・・・ここが悩みどころでした。

自作するにしても、48というスケールでもやっぱりミニマムな世界ですし、F-15Jを作ったときにやったように真鍮線でのでっちあげは、真鍮線の丸みが、このスケールでは顕著になってしまうので通用しない。

そもそもEJ型の光学照準器の付き方がどうなっているのか、いまだに良く分かってないのですよ!わははははははは!

そういう訳で、今回はジャンクとして保有していた何かのエッチングパーツを引っ張ってきて、無理やりステーに見立てて取り付けてみました。

ハセガワ1/48F-15Jイーグルに付いていたものだと思います。エンジンノズルの機構を作るためのものです。

安定供給物ではないので、あんま参考にはなりませんけども。

ただ、エッチングパーツのランナー?の切り出しでステーを作ることはおおいに可能かと思われますので、今後もやる機会があればやってみたいと思います。

こういう場合の接着方法ですが、「ハイグレード模型用セメダイン」これを遠慮せず、それでいて適量をパーツに塗ったくり乾燥を待ちます。

乾いたら、はみ出した余計なセメダインを爪楊枝などでこそげおとします。

ステーに見立てたパーツが固定されたら、粘土の低い瞬着をなるべく少量付けて強化。

なぜ最初から瞬着だけでやらないのか・・それは、位置決めに失敗したら塗装からやり直しだからですよ。

あくまで抱幕裸個人の方法なので、更にいい方法があれば教えてくださいね。

続きまして肝心のリフレクターの製作。

照準器のガラス板そのものです。

抱幕裸の場合、UVレジンそのものを使って作ってます。

何でも良いので、表面のツルンとした物質の表面に、レジン液を出し、爪楊枝などで極力うすく伸ばします。

写真では見え辛いですが、うすく伸ばしたレジンが、ブラックライトに照射されて硬化しております。

これで透明の板が出来上がりますので、どうにかして照準器またはHUDのリフレクターの形に切り出します。

そしていよいよ取り付けですが、ステーとリフレクターの取り付け、これも実は接着剤の代わりにUVレジンを使ってます。

瞬着やセメダインだと、どうしても汚くなってしまいますもので・・。

UVレジンであれば、表面張力の助けで良い感じに馴染みいますから。

強度は確かに瞬着には及びませんが、触るところではないので大丈夫でしょう。

一応、爪楊枝でツンツンするとかして固着された確認は行いますがね。

では今夜の作業はここまで。

おやすみなさい。

この記事を書いている人 - WRITER -

Copyright© 典型的O型人間の模型部屋 , 2021 All Rights Reserved.