おもに戦闘機の縮尺模型、番外編でカーモデルも

【製作日記4】ハセガワ 1/72 F-15J イーグル 305SQ 40周年記念塗装機 ~ボディの白塗装~

2021/11/11
 
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こんばんわ抱幕裸です。

今夜はさっそく私の「ひあ」という悲鳴から始めさせていただきたいと思います。

はい。

ありがちですがスタビレーターを脱落させてしまいました。

ダボも折れましたので、真鍮線に置換することに。

これには位置決めのため以上の意味はないかと思われますので怪我の功名とまでは言えないと思いますが、戦闘機モデルを続けるのであれば慣れていて損はない作業ではありますわな。

えへへ・・まいったな経験値がまたひとつ上がってしまったよ・・・と、前向きにとらえてみました。

画像のような万力で挟み込むと作業がやりやすいです。

ってか万力など、何かパーツをがっちり固定できるものがないと、まずこの作業は危険でもありますので(抱幕裸なんかピンバイスで指に穴をあけちまったこともあるんですぜ)戦闘機モデルをやる人は用意することをオススメします。

あ、他にもっと良い方法があれば教えてくださいね。

スタビを折ったのは白サフを吹いている途中だったのですが、接着のため観念して面を削りました。

一度溶解させたプラスチックどうしが、も一度くっつくことはないようですので必要な処置です。

このうえ瞬間接着剤を用いてようやくまたくっついてくれる感じ。

ボディーカラーの塗装と墨入れ

そして気を取り直し、ボディカラーの塗装を実施。

インストの指定がどうなっているのか見てもおりませんが、使用した塗料は「GSIクレオス Mr.カラー GX-1 クールホワイト 光沢」。

って簡単に塗ったように書いてますが、ここまで、自分の技量不足により紆余曲折でした。

今夜のことなのに早くも記憶から消えましたが、実にここまで失敗と修正の繰り返しだったような気がします。

エアブラシはダマを飛ばすしスタビは折るし、あらゆるアラは発覚するし。

一般的な塗装の戦闘機の場合だと多少のアラは「ウェザリングだ」とか言って誤魔化してしまうし、むしろ失敗を修正するたびにコクが増してゆくものだと思ってもいます。

でもこうした記念塗装機の場合はそれも通用しませんね。

カーモデルのテカテカ塗装ともまた違う難しさがあります。

というかカーモデルの名人にぜひ、こうした記念塗装機を製作してみていただきたいです。

そして墨入れに移行したわけなんですが、ほらまた修正ポイントが発覚しました。

楕円形の・・・何かのアクセスパネルでしょうか?浅くなったモールドに墨が入らず。

子供時代、同じメーカーのキットを雑に作って悦に入っていた頃なら気にも留めない事象ですが、おっさんになってから再開した最近となっては、ある意味でスケールモデルはスジボリに金を払っているのだ・・ぐらいに思っているので無視もできませんでした。

で、彫りなおすために塗装をタミヤフィニッシングペーパーP320番で部分的に除去。

こういう場合むしろ、黒いサーフェサーを削った部分に吹いた方が修正が(誤魔化しが?)効きやすいようです。

それにしても、こうしたエラーは事前のチェックを入念に行っておけば避けられるものであり、自分の未熟さ経験不足や横着な性格のせい以外のなにものでもありません。

ですがこうも思います。

確かにミスなくすべてをこなす能力も大切ですが、エラーやアクシデントが起こった時にいかにそれを修正するか、というリカバリー能力を身に着けることも同じくらい大切だと。

いや模型に限らず何事でもね。

だとか偉そうなことを考えながら、墨入れ続行。

まあ・・希釈が濃い目の白塗装を行いましたから、モールドが埋まってしまいがちなことは予想してはいたのです。

ですので、一般的な塗装の機体の場合は墨入れとデカール貼りに備えたツヤツヤクリアを吹くのですが、今回はそれは行わず。

エナメル塗料の浸透性によって墨が拭き取り切れず、ウォッシング効果が出てしまうことが不安でしたので、クリアを吹くか吹かざるかはずいぶん悩みました。

そこで導き出した結論は、あえてパネルライナーではなく、普通のタミヤエナメルブラックを、これでもかってほどシャバシャバに希釈したものを使用することに。

希釈材にはエナメル溶剤ではないものを使用したので、プラや塗膜に浸透することもなく容易に拭き取ることができました。

で、結果。

ホワイトイーグル。

もうこのままでもええんちゃうかってほどかっこよろしゅうおまんな。

でもよく見ると、スジボリ線もガタガタで美しくないこと・・。

ヘタクソがここまでツマビラカになってしまう、白は残酷ですね。

もっとも私個人的にはこういうのも「味」として認識できますし、本来なら気にも留めない。

ですが、こうしてネットに上げたり見知らぬ誰かに欲しがらせるために制作したり・・したときに、つまり人目を気にしたときや、ヘタクソだとは思われたくない気持ちが生じたときに、感じ方まで変わってくるのが不思議です。

自分が良いと思うふうにつくればよろしい。

そうした大原則は見失いたくないものです。

とか思いながら本日の作業は終了。

実はまだ修正点も発覚しているのですが、明日やります。

あ、増槽タンクの組み立てと塗装も行いました。

合わせ目が割ときれいに消えてくれたので、ここは悦に入ってます。

瞬間接着剤にベビーパウダーを混ぜて作ったパテが、どうやら便利がよろしいようです。

ではおやすみなさい。

使用キット、ツールはこちら(アマゾンの商品ページへ飛びます)
ハセガワ 1/72 航空自衛隊 F-15J イーグル 305SQ 40周年記念 w/ハイディテール ノズルパーツ プラモデル 02312
Mr.カラー GX GX1 クールホワイト
タミヤ メイクアップ材シリーズ 研磨 No.94 フィニッシングペーパー P320番 (3枚セット) プラモデル用工具 87094

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