【製作日記9】ハセガワ 1/72 F-15J イーグル 305SQ 40周年記念塗装機 ~梅組デカールの裂け目~
梅組デカールの裂け目
ハセガワ 1/72 航空自衛隊 305SQ 梅組イーグル。
主要なデカールを貼り終えた状態です。
それにしても・・かっこよろしゅうおまんな。
こんなかっこいい塗装機が、遠く宮崎県の空を飛んでいたのか。
自衛隊そのものに縁のない土地の生まれ育ちですもので、そもそもこの国が戦闘機を保有しているという現実自体にいまだピンと来ていない、というのが本当なのですよね。
実際、小学生のころなんかにクラスの女子にイーグルやファントムなんかの写真を見せても「こんなん日本で飛んでるわけないやん」という反応しか返ってこなかったものです。
きっとスペースシャトル等と同じくらい、非現実的なものとして捉えていたのでしょう。
かく言う抱幕裸とて、何年かに一度、頑張って出かける航空祭でようやくお目にかかれるスーパースターそれが戦闘機。
福山雅治みたいなものです。
ましてやこれほど美しくド派手に塗られた機がこの国の空を飛んでいたなんて、やっぱり現実感がなくて、ほんまかいなという感じです。
昨日の記事で、デカールを分割したことをずいぶん悔やんでいますが、案の定こういう結果となりました。
双発ジェットエンジンがインサイドしていることによってできる2つのコブ山のために、このデカールには伸びることが必要だったのでしょう。
それを忘れて分割カットしたものだから、伸ばせず届かなかった感じです。
とにかく、どうしましょうねえ・・これ。
抱幕裸には、3つの選択肢があります。
☆貼ったデカールを剥がして、自作のデカールに置換する。
☆頑張ってタッチアップする(というか大工事)
☆このまま完成ってことで納得していただく。
自作デカールに置換という案にはかなり魅力を感じましたが、やっぱり、このデカールを開発製造したメーカーさんの努力や工夫それらを想うと、せっかく貼ったものを剥がしてしまう勇気が持てません。
ここまで目立たない瑕疵であれば、省略や誤魔化しで「はい完成」ってことにした作品なんていっぱいありますよ。
コーションデータなんて全部が全部を必ずしも貼っているわけでもありませんし。
ですが、この場合はそれも無理があろうということで、ダッチアップ(というか大工事)にチャレンジしてみることにポリシーは傾いています。
まだ着手していませんが、施工のためにツヤツヤクリアで機体全体の封入塗装を行った時点で「 自作のデカールに置換する 」という選択肢は自動的に不可能となります(剥がせないから)。
着手は明日になる予定ですが、それまでに腹をくくらなければいけませんね。
どうなりますことやら。
ではおやすみなさい。
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ハセガワ 1/72 航空自衛隊 F-15J イーグル 305SQ 40周年記念 w/ハイディテール ノズルパーツ プラモデル 02312