おもに戦闘機の縮尺模型、番外編でカーモデルも

【製作日記14】ハセガワ1/48 F-4EJ改を更に改してEJに戻す計画 ~サーフェサー吹き~

 
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こんばんわ抱幕裸です。
ハセガワ1/48 F-4EJ改を更に改してEJに戻す計画。

今回は塗装の下地として、サーフェサーを吹きました。

ガイドテープのお話

その前にガイドテープのお話をさせていただきたいのですが、こういう物を購入してみました。

ニチバンさんの「クリアーラインテープ」という商品なのですが、模型界隈ではもっぱらマスキングやスジボリ、リベット打ちのガイドとして使われるようですので抱幕裸も使ってみようと言うことで。

ご覧の通り、複雑な曲面への追従性はピカイチです。

前回の記事で紹介したハイキューパーツのスジボリ用ガイドテープと貼り比べてみました。

どちらに軍配を上げるというハナシでもないのですが、スジボリやリベット打ちの作業においてテープの貼り代が透過して見えるか見えないかは大変重要なことなのです。

その点で言えば ハイキューパーツのスジボリ用ガイドテープ の圧勝であることは一目瞭然。

ただ、ガイドとして実際にテープの壁に刃物を添わせて進めるような場合の視認性は、言わずもがな。

曲面追従性が欲しい場合もあれば、ガイドとしての強度が欲しい場合もありますので・・・要するに適材適所で両方の得手不得手を補い合いながら使い分けるのが良いかと思われます。

スジボリやリベットを打つときに使うガイドは、今まで色んなモノを試しましたよ。

ネーム刻印用のプラテープも使ってみましたし、百円均一の床補修用テープを使ってみたりもしましたが、どれもこれもノリがプラに残ってしまったり、当然ですが透過しないことによる見切りの悪さがあったりでイマイチでした。

これから抱幕裸のスジボリ&リベット打ちライフに、前回と今回の記事で紹介した2商品は主力となってくれることでしょう。

黒いサーフェサーを吹く

そしていよいよサフ吹きの話になりますが、そもそもこれにどんな意味や目的があるのでしょうか。

ある模型メーカーさんのあるキットの説明書には、サフ吹き禁止の注意書きがあったりするくらいですから、必須ではないことは確かです。

実際、せっかくの繊細なモールドが埋まってしまったりしますし、そもそも模型のフォルムを維持するために塗膜は薄ければ薄いほどよろしい・・という大原則の逆を行った行動であることも確かです。

ですが塗装ってのは下地の状態・・それこそ色やザラつき加減やツルツル加減によってかなりの影響を受けるものである以上、それらを、目的に従って整えるという大役目があります。

他にも・・サフを吹く意味を羅列すれば枚挙にいとまもありませんので割愛しますが、合わせ目消しの成否を見るためや、傷やヒケの確認もそうでしょう。

では今回、抱幕裸が黒いサーフェサーを選択した理由は・・黒立ち上げによる塗装を実施しようとしているから、と言えば聞こえはよろしいのですが、今回のファントムのようにホワイト系のボディカラーを塗るような場合、下地が黒い方が「あー今、白く塗ってるなー」という手ごたえを感じやすいから、くらいですよ。

別にそれで良いのではないでしょうか。

実際、たとえば脚庫の中を塗るような場合、成形色も白いようなときは、塗れてんだかどうなんだか分かりにくくて、つい多めにホワイトを吹いてしまう・・みたいなこともありますので、 脚庫の中を塗るような場合 は白系の色の飛行機に限らずまずは黒く塗っておいてから目的色を塗る・・というコトは常々やります。

その延長ですね。

白くスミを入れる

そして今回は黒サフを塗ったあと、エナメルホワイトで軽くスミ入れをやってみました。

かっこいいことを確認するために、です。

強いて目的を言うのであれば、やっぱりスジボリやリベットが上手くいってるかどうか、彫り残しや浅いところがないか・・などの確認も兼ねております。

では今夜の作業はここまで。

おやすみなさい。

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