おもに戦闘機の縮尺模型、番外編でカーモデルも

【製作日記19】ハセガワ1/48 F-4EJ改を更に改してEJに戻す計画 ~本体の塗装・スミ入れ~

 
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こんばんわ抱幕裸です。
ハセガワ1/48 F-4EJ改を更に改してEJに戻す計画。
今夜は「本体の塗装・スミ入れ」を行いました。

今夜と言ってもそれは方便で、実は何日かに分けてやってるんですが。

迷彩の塗分けレゾルト

こんな感じになりました。

波線の境目に黒色を微妙に残すことが抱幕裸の個人的なコダワリなのです。

でもちょっと波線のラインがアッパー過ぎたかもしれません。

いかりや長介感が、言われなきゃ分からないレベルで出てしまっているんです><

ボディの塗装

本体の全体的な塗り方についてですが、ベッタリとは塗りませんよ。

EJ型のファントムの場合、艶アリで、けっこうツルンとしている分だけそれほど汚れてもいない場合が多いと見受けらるのですが、その綺麗な機体のイメージままで塗装しても模型的に面白くないと抱幕裸は考えます。

やっぱり自分が勝手に思うところのファントムはこうだ!みたいなのを再現いや表現したいものです。

なのでベッタリとは塗らずに、モヤモヤっと塗ることにしました。

やりかたはイージー。

パネルライン毎に、パネルの幅に合わせて連続的に八の字を描き重ねることで勝手にこうなりました。

後は黒く残ったシャドーを、明度を変えたグレーやお好みの色で・・たとえばオレンジ色をグレーに混ぜてみるとか、緑色をグレーに混ぜてみるとかした塗料で塗りつぶすように差し込めば、褪色感をはじめ禍々しい雰囲気を追加できるのではないかという作戦をとりました。

もっともグレー以外の余計な色が際立ちすぎても、どんどんEJとはかけ離れたものができあがってしまうだけですので、ウォッシングやスミ入れやデカール貼りなどの各種フェーズを経させることで違和感を消してゆくことが必要でしょう。

そのあたりは感覚論の世界ですので、マネしない方が賢明かもしれません。

ちなみに本日の日記執筆時点で、まだ結果は出ていません。

補修跡表現

補修後表現。

戦闘機モデルはこれが面白くってやっているようなものと言えば過言ですが、作品に味付けを施すネタとしてはメジャーな位置にいらっしゃる要素ではないでしょうか。

まあ、いわゆるウェザリングの一環ですわな。

実機において整備士さんが無造作に塗りなおすことを繰り返した跡が、結果として機体に素敵な模様を与えているというものなのですが、コレもやり始めるとなかなか難しい。

個体差も含めて、実機はおおむねどんな感じで補修跡が残っているのか資料からよく観察するのがキモですわな。

だからと言って資料の写真そのままに再現しようとすれば、これまた模型的にイマイチだったりするから・・そこらへんが難しいところ。

ですので今回は、EJファントムの資料写真から見て取れる補修跡の在り方は少し無視して、抱幕裸的にはこれがよかろう・・と思う補修跡を添付してみた次第でございます。

やり方はイージー。

パネルラインに沿って黒色を太めに吹き、その黒くて太い線の中心線を機体のメイン色で塗りつぶし、線の両脇は黒色を淡く残す感じでメイン色を乗せてゆくだけ。

機体全体に同じ調子でこれを施すと煩くなってしまうおそれもありますので、お好みに従い適度に施せば良いのではないでしょうか。

そのあたりも感覚論の世界ですから、正解も間違いもございませんと抱幕裸は考えます。

スミ入れ

パネルラインを際立たせるためのオーソドックスな手法ですが、スミ入れ。

まあ、このブログをご覧の皆様にアレコレ説明する必要はございませんでしょ。

一般的には最小限のパネルライナーを使ってチョンチョンと毛細管現象を頼りにスミを入れてゆくのでしょうが、典型的O型人間の抱幕裸は、まどろっくしくてそんなことやてられないもので・・豪快にエナメル黒を塗ってしまうようにしてます。

溶剤で、かなり薄く溶いたエナメルブラックをね。

余分な黒はタミヤコンパウンドの粗目でこすって除去するのですが、実はそこに大きな意味があってですね、余分な塗料の除去とともにコンパウンドで塗膜表面が均されることによって、色んなエフェクトをかけた表面に違和感が減少するのです。

要するに「馴染む」のです。

ですがこの後、大きな問題が発生します・・。

次回、お話します。

おやすみなさい。

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