おもに戦闘機の縮尺模型、番外編でカーモデルも

【製作日記8】ハセガワ1/48 F-4EJ改を更に改してEJに戻す計画 ~インテークの取り付けなど~

2021/11/23
 
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こんばんわ抱幕裸です。
ハセガワ1/48 F-4EJ改を更に改してEJに戻す計画。

今夜はインテークの取り付けなどを行いました。

インテークのマスキング

ジェット戦闘機である限り、エアインテークが存在いたしますのでね・・組み立てるより前もってインサイドを塗装しなければならないのはファントムもご多分に漏れません。

入り口にあたる部分には塗料の吹込みを防ぐためにマスキングをしました。

これより奥は、ティッシュを詰め込むなりします。

コックピットの目張り

とりわけファントムの場合、他のジェット戦闘機と比べても組み立て前に塗りたい箇所は機種周りに多いですので、この段階でコックピットの保護を図りました。

色んな方法があるかと思いますが、抱幕裸の場合は薄手の両面テープをコヨリにしたものをバスタブの外周に貼り付けます。

風防は「セメダイン ハイグレード模型用」にて仮止めをしていますよ。

その上にキャノピーを乗せたら、わりかし防御性の高いマスキング材がわりになるというわけ。

ちなみに、キャノピーは三つに分割されているのですが、マスキングテープで内側から連結し一時的にワンピース化させています。

これには吹き込み防止の「目張り」の意味を兼ねています。

コックピットインサイドにはティッシュも軽く詰め込んでいますから、まーあ吹込みは防げているでしょう。

もっとも多少吹き込んだところで、なんぼでも修正の効くあたりですので、そんなに神経質にはなっていません。

インテーク取り付け

インテークの取り付けは意外に難度が高いらしく、いかにも「取り付けました」的な違和感が発生しやすい箇所のようです。

段差だったりスキマだったり、明らかに彫りなおされたモールドであったり、そのように見せてしまう原因はいろいろあるかと思いますが、極力、「初めから一体成型だったがごとく違和感のないエンジン回り」を目指したいと思ってます。

本気でそれを目指そうと思えば、かなり広範囲に及ぶサンディングを実施しなければ・・ですが、今回は接合線周辺のみのサンディングにとどめました。

だってモールドが消えるの嫌だもの。゚(゚´Д`゚)゚。

そのあたりは、まあ・・利益衡量でしょう。

主翼のコブの除去とモールドの彫り直しについて

もうひとつ、ファントムは派生型が多いだけに、たとえば今回のようにEJ系を作るのであれば削り取ったり切り取ったりしなければいけない箇所がけっこうありましてですね、その都度モールドも彫りなおしですので、なかなか作業が進捗しない原因のひとつにもなってます。

重ねて言いますが、派生型が多いだけに、です。

とりわけ主翼のコブ・・何なんですかねこれ。海軍型のショートノーズ機に付いているもののようですが、E型系にはないもののようですので、切り取りました。

ここで厄介な点は、カーブの付いたモールドとそのコブが重なっていること。

ですので何も考えずに削ってしまうと、そのカーブの付いた・・つまる復旧の困難なモールドまで消失させてしまいますので、削っては彫り増し削っては彫り増しを繰り返しながら行いました。

図面を元にテンプレートを作成するもの良いかもしれませんね。

でもねえ・・キットのパネルラインと実機のそれが必ずしも一致するとは限らず、実機通りを追求すればなかか大変な作業になってしまいますので、雰囲気だけ残す・・という考え方で今回は行いました。

使用したツールは・・ごめんなさい、どこのメーカーの何かは忘れてしまいましたが、スクライバーです。

こうしたスジボリ用のツールは・・要は彫れれば何でもいいわけですから、適材適所で何通りもありようです。

ニードルだったりチゼルだったりカッターナイフやデザインナイフであったり。

抱幕裸の場合は、道具そのものの重みを重要視してます。

なにしろスジボリ作業は力を抜いて、抱幕裸は行っておりますから。

力を抜いていても、重力によって刃がモールドに留まり続けてくれる感じが好きなのです。

では今回の作業はここまで。

おやすみなさい。

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